わたしのフランス生活


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最後の豪食会

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わたしがこれを書いている書斎というかパソコンルームはロフトにあります。フランスではメザニンと呼ばれている場所なのですが、きょうのように夏日になると恐怖のサウナ部屋と化します。フランスの一般家庭にはクーラーなる文明機器は存在しないのでただひたすら耐えるしかありません。1980年代のフランスの夏は現在のような猛暑などなく、7,8月でもセーターが必要なときがあったくらい過ごしやすかったのですがね。ということで汗まみれになる前にここから早く抜け出したいのできょうはしゃしゃっと書きます。(あっ、いつもか)

さびしいことに今回の食事会はお別れ会もかねることになってしまいました。みなさんこれから引越しの準備に追われるそうです。でも今日行ったLes Ambassadeursは最後を飾るににふさわしいレストランでした。アメリカ系のホテルとはひと味違った落ち着いた雰囲気の豪華ホテル、Hotel de Crillonの中にこのレストランはあります。

前回行ったレストランの日本人パティシエの方にパリで満足できるレストランとして教えていただいたのが、ここLes Ambassadeursとわたしたちが最初に行ったAstrance。少なくとも日本人は同じこと感じるのだなあと思いました。このふたつに先週行ったLedoyenがわたしの中ではベスト3かな。
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ここは銀食器をたくさん使っていてテーブルセッティングも落ち着いています。メニューの置き方がしゃれているでしょ。
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まずはアミューズ・ブーシュ。今日は忘れないようにちょこっとメモしてきました。1.ガスパッチョのようなスープ。(タブレ味だそうです) 2.エビのスープというかクリームの中にレバーが入っていてフォアグラ味の泡がかかったもの。3.揚げ物は、かむと小龍包のように口の中でスープがはじけます。4.エスカルゴのムースを包んだ春巻きのようなもの。皮は春巻きよりも薄く中のムースにはちゃんとエスカルゴバターも入っていました。5.トリュフバター(トーストしたパンにつけて食べる) 

1はちょっと??でしたが、残りのものはどれもおいしかったです。トリュフバターがあまりにおいしくてパンを食べ過ぎてしまいあとで後悔することになります。
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アミューズの2で泡を作った器具。最近クリームではなく泡を使った料理が多いなあと思っていたらこんな道具があったのですね。まりやさんによるとカプチーノの泡を作るらせん状の泡だて器でもできるそうです。
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パンはホテルで焼いているものだとか。いつものことながらパンまで味わう余裕はなし。
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前菜1。フォアグラづくし。チェリーソースがかかっています。こんなにフォアグラ食べていいの?というくらい量もたっぷり。
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前菜2。蟹+あん肝と蟹味噌のビスキュイ(スープ)+蟹のレタス巻き、ハーブソース添え。
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メイン1。子牛の胸腺肉(Ris de veau)+レバー。(わたしの大好物) でもこれを取った人はあとで「もう食べられない~」と嘆くことになります。おいしいから残さず食べたのですが重かった・・ 添えてあったパイ皮に乗ったチーズムースも美味でした。
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ミニポテトのソテー。ガーリック味がやめられないおいしさでした。
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メイン2。すずきのソテー。これはすずめさんが取ったものなので詳しくはわかりません。

メインのあとにはチーズのワゴンが2台来て、「お好きな物をお好きなだけどうぞ」とのことでしたがもう食べられない、、と言いながら2種類ずつちょこっと味見してみました。カマンベールもブリもボフォールもコンテもロックフォールもさすが厳選しているだけあっていつも食べているものと違うわと思いました。
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デザートの前の小菓子。といってもかなりの量。パッションフルーツのシャーベットをチョコレートで包んだアイスキャンディー。イチゴとイチゴムースのサンド。3段の銀食器に入っているのはピスタチオケーキ、ラズベリーマカロン、ヘーゼルナッツチョコクリームの入ったミニドーナッツ。これから出てくる本番デザートを考えると半分も食べられませんでした。
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メレンゲでできたケースの中にrhubarbe(辞書によると日本語では大黄というそうな)のアイスクリームが入っていて上に野いちごと金粉がたくさん乗っています。メルヘンチックなデザートでした。
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冷たいチョコと温かいチョコのコーヒークリーム添え。ボール状になった冷たいチョコレートの上から温かいチョコレートをかけるとボールの一部が溶けて、中にバニラアイスが見えるという仕掛けになっています。
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ここでまたチョコレートが。もう味見もできませんでした。
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幻想的な氷の上に乗ったミントアイスキャンディーがお口直しに配られました。バラの花びらが添えられたおしぼりといっしょに。このようなレストランでおしぼりは似合いません。でも日本人にはうれしいのよね。
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せっかくなのでホテルの中を見てください。
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ホテル前のコンコルド広場で撮ったオベリスク。

わたし以外の3人はシャンペン、ワインで酒盛りしていました。(笑) 飲めないわたしはお水。(-_-;) 食事のあとは近くのPassageの中のおしゃれなカフェで再会を誓い合ったのでした。この食事会が続いたのも4人がとても気が合っていたからだと思います。みんなまた新しい地ですばらしい出会いをしてくださいね。
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by kish-paris | 2007-06-07 05:53 | 星付きレストラン


LEDOYENでお食事

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今日のブログは写真がすごく多いです。これはわたしの食記録ですのでゴメン候。

きょうはLEDOYENに行って来ました。先日まりやさんがとてもよかったと言っていたので一度試してみたかったのです。
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まずは4種類のアミューズと薄い紙のような焼きチーズから。左の串にさした鶉の卵のようなものは卵白でできていて中にエビが入っています。赤いマカロンのようなものももちろんマカロンではなく不思議な、でもおいしいもの。右の日本の茶さじに乗っているのはうすいモッツアレラチーズの中にスープだったか何かが入っています。今まで食べたレストランの中でこれだけ手のこんだ、そして味のよいアミューズはなかったと思います。次なる料理に期待を持たせてくれる4種+1でした。
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テーブルの上にはこんなきれいな花が飾られていました。(奥の立っている三角のものが焼きチーズ。
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アミューズはもう終わりかと思っていたら泡の中にまぐろの入ったものが出て来ました。どうもこのレストランの得意料理は「あわ」にあるようです。ソースもデザートも泡状になっているのでとても軽い。
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パンはとある情報によると、かの伝説のパン職人Poujauranのものだとか。でも若いサービスの男の子は知りませんでした。わたしは黒いえび入りパンとベーコン入りパンを取りました。えびは日本の芝エビの味がしたのでちょっとイメージしたものとは違ってたかな。
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アントレはふたりともLangoustine(ざりがに)。ザリガニって言うとなんかそこら辺の川で取ってきたように聞こえてしまうけれどラングスティーヌというと高級っぽいでしょ。ふつうは火を入れて食べるものなのにきょうのは生。初めての経験でした。エビに似ている甲殻類がなぜか蟹のお刺身のよう。とっても新鮮なのだと思います。不思議な味のゼリーとムースの上に乗っていてついついそれぞれの味を確かめたくて別々に食べてしまいました。上に乗っている黒い物はトリュフ。
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きょうこちゃんの選んだ鶏肉とGirolle茸(こもたけ)。味見させていただきましたが、普段わたしたちが食べているとり肉ってなんなの?っていうくらい食感も味も違うものでした。この手のレストランでVolaille(とり)と書いてあっても絶対そこらへんのローストチキンみたいなものは出てこないことがだんだんわかってきました。
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わたしのスモークサーモンときゅうりのマリネ、きゅうりの巻物の中にたぶんきゅうりを液体にしていくらのようなプチプチを作って入れたもの。このプチプチ製造器、数ヶ月前、日本でsmap x smapで使っているのテレビで見ました。好きな液体を薄い膜で覆い小さい粒を作る器具です。サーモンはほぼ生に近くほどよくスモークされていてわたし好み。キャビア、いくらも乗っていて豪華。
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デザートかなと思ったら4種類のMignardises小菓子。左の四角いのはまた卵白を固めた泡系。右の四角いものはてっきりフラン(卵菓子)かと思ったらホワイトチョコの上に乗ったマンゴにバルサミコを使ったソースをかけたものでした。イチゴの乗ったチョコレートのように見えるものはうすいキャラメルのケースに何かの(忘れてしまった)クリームが入っていてかなりびっくり。どれも重そうだったので手をつけるのやめようかと思ったのですがけっきょく全部食べてしまいました。
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まだデザート本番ではありません。これはかなり驚くくらいおいしかったのですが思い出せない。。もう自分の記憶力にはあきれてしまいます。たぶんきょうこちゃんは覚えているでしょう。
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これがわたしたちが選んだデザート。さくらんぼにヨーグルトアイス、薄いメレンゲ。ここでもまた卵白登場。ヨーグルトアイスも滑らかでふわっとして軽いのであっさり食べられました。
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おまけのお菓子。ミニカヌレ、チョコムース、4種のヌガーというかキャラメル。さすがこれは全部食べられませんでした。
でも最後の最後まで重いという感じがせず、ソースなどにクリームでなく卵白を使っているところに繊細さがうかがわれました。

レストランを出たところでマネージャーらしき人が二人の写真撮ってあげるというのでお店の名前をバックにパチリ。「店の宣伝になるからね」ときちんとうしろの看板が入るように撮ってくれました。わたしがブログに載せること知っているのかなと思いましたが、きっと料理の写真を撮っていたのでわかったのかも。なかなか宣伝上手だわ。おじさん、しっかりお店の宣伝しといたからね。このレストランは「当たり」です。一度は行っておきたいパリのレストランのリストに入れる価値ありと思います。
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きのうの雨がウソのようないい天気でした。シャンゼリゼもここら辺は緑が多くてほっとします。

さっき食べたものをもう忘れている・・ 自分が不安。 「あなただれ?」になる前にせいぜいおいしいもの食べておこうっと。
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by kish-paris | 2007-06-02 06:14 | 星付きレストラン

    

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