先週1週間、NHK・BS2でアラン・ドロンの若かりし頃の映画特集をやっていました。上の写真は「太陽がいっぱい」。わたしより上の世代の日本女性を夢中にさせた彼の最初の映画です。今見てもこんな完璧な顔の男の人はいないと思うくらい美しい! 日本人はこのとき,「フランス男はきっとみんなアラン・ドロンみたいにかっこいい」って思ったのです。わたしがフランス人マメオと結婚した時、「きっしゅはアラン・ドロンのような男と結婚したらしい」とうわさが立ったとか。(笑)
アラン・ドロンは声もいい。ダーバンのコマーシャルで、「C'est l'elegance de l'homme moderne」とささやいていたあの声は20年以上たった今でも耳に残っています。そして年月はたち今のアラン・ドロンはと言うと・・ 雑誌で見る限り昔の面影はゼロ。りっぱに「おじいさん」です。美しい人ほど残酷な未来があるのね、と思わせるお姿。でもフランスでは例外的に美しい人だったと思います。長年住んでいてもきれいなフランス男なんて会ったことないですから。
ここでやっとタイトルの「
il ristorante nella PERGOLA」登場。広尾3丁目にある今いち押しのイタリアン。、一品一品どれも手を抜いていないことのわかるコストパフォーマンスのとてもよいレストランです。
親戚ともこさんのお気に入りレストランということで連れて行ってもらいました。東京では近所にいながらお互い知らずに数十年会っていなかった、初対面といってもいいくらいの親戚です。女性起業家のともこさんはだれが聞いても知っている有名ビルにオフィスを構える会社の社長さん。女性が経営者としてやっていくむずかしさや、今の社会が若い人を育てる環境を作っていないことなど、普段のわたしの生活では聞けないような話をしてくれました。とてもきれいでかっこいい彼女、きょうはラフな格好でしたが仕事の時はスーツ姿で気が抜けないそう。きっと苦労も多いのでしょうがそれを感じさせない穏やかな人です。親戚といってもわたしたちには新しい出会いとほぼ同じなので友達が増えたようでうれしいです。
イタリア語はまったくわからないのでメニューに書いてあった言葉は覚えられませんでした。これはパルメザンのクレームブリュレ。アミューズとして出てきたのでほんのちょっとしか食べられませんでしたがこれがメインでもいいくらいおいしかった~
前菜。グリーンアスパラガスとアスパラのスフォルマート(たぶんプリンとかムースという意味だと思う)にホタテのソテー。
パスタ1。細くて平たいパスタ。名前は聞いたことのないものでした。アンチョビ入り。
パスタ2。わたしにはペンネに見えるけれど名前は違っていました。子羊とキャベツのラグー。
メイン1。すずきのポワレ。メインはちょっとフレンチ風。
メイン2。フランス産ホロホロ鳥のファルシ。
デザート1。
デザート2。ビアンコマンジャーレ。この言葉は知っています。
コーヒー、紅茶も付いて3500円。日曜のお昼なのに女性の小グループで満席でした。おしゃれな街にある落ち着いた雰囲気のレストランです。ただしランチは土、日のみだそう。
il ristorante nella PERGOLA
渋谷区広尾3-2-13 Tel 5464-1288